トイレ特集
少量のお水で洗浄
トイレの水を1回流すのにどれくらいの水が使われているかご存知ですか?
2000年代のトイレでも、商品によっては約13ℓ必要とされています。
近年のトイレでは約4~6ℓの量までに抑えられ、大幅に節水できるようになりました。
水道代で換算すると、4人家族で年間1万円以上節約できます。
汚れにくい便器の素材と掃除しやすい清掃性
毎日使うものだから常にキレイな状態を保つのは大変です。
臭いの原因にもなる見えない汚れも気になりますよね?
見えない汚れが多いのは、便器のフチ裏や便器と便座の隙間、便座の継ぎ目などに汚れが詰まることによって臭いが発生します。
その問題をなくして、フチのない形状であったり、継ぎ目のない便座に改良されています。
また、便器そのものに汚れを付着しづらい素材を採用しているので汚れがつきづらくなりました。
さらにメーカーによっては、便座と便器の間を浮かせて掃除できるものや、トイレの水を流すことによって掃除をしてくれる機能が付いている商品もあります。
ご家族だけでなく、ご自宅に招いたお客様も使われる空間なので、なるべく清潔なトイレを保ちたいですね。
除菌機能つき温水洗浄便座
温水洗浄便座とは、よく言われる【ウォシュレット】のことで、【ウォシュレット】はTOTOの登録商標なので各メーカー呼び名が違います。
今では、ほとんどのトイレに温水洗浄便座がついています。おしりの洗浄や暖房便座はもちろんのこと、各メーカーで様々な機能が付いています。
その中でも、除菌機能に各メーカーは様々な工夫をしています。それにより掃除の手間が大幅に省けたり、臭いの原因にもなる菌を除菌することで清潔なトイレを維持することができます。
また、便座、便フタの自動開閉機能や自動で水を流してくれる自動洗浄機能、脱臭機能と様々な機能が搭載されている商品もあります。
狭い空間にはコンパクトなタンクレストイレ+手洗い器
従来のトイレは便器の上にタンクを設け、タンクに水を貯めて、その水を流すことで排泄物が流れる仕組みになっています。
そのタンクをなくしたものがタンクレストイレです。流す仕組みとしては各メーカーそれぞれですが、タンクをなくすことで便器本体を奥に設置することができ、それにより便器前のスペースが10㎝ほど広くなります。
また、タンクをなくすことで圧迫感がなく、スッキリした印象に変わります。
タンクレスのトイレは、水道の水圧が関係してくるので、設置できない場合もあります。
タンク式のトイレであっても、タンクの高さを抑えたローシルエットの商品や、タンクと便器とを合わせて全体的に従来のものより、8㎝小さくなった商品などもあります。
元々が手洗い付きのタンク式で、近くに手洗い場がない場合は、別で手洗い器を設置することも必要になります。